【 W650 九州沖縄 ☆ マスツーの教え 】
【 序文の助文 】
ま、えらいカタイことをと言わず読んでください。どれもが、実際のマス(集団)ツーリングに直接関係することです。どれもが、走りを自由にするために考えられてます。
ここで追い抜いていいんだろうか、自分だけ止まってもいいんだろうか、みんな速いけど、ついて行かなきゃならないんだろうか、なんて迷いがなくなります。それが安全・快適につながる。
では、御覧あれ〜〜〜。
【 序文 】
安全・快適に走るため、以下のことを、『 W650オーナーズクラブ 九州沖縄支部 』のツーリング「 支部企画 」に参加する者は順守する。「 個人企画 」においてはこの限りでない。
【 原則 】
- 安全第一 。危険回避は、その時の状況で自分の判断を最優先させる。
- あせらない、あせらせない。
- 他人の走行を規制しない。
- 自分のペースで走る。
- 迷子をつくらない。
- 『 原則 1 』を他の原則より優先する。
- 【 九州沖縄 ☆ マスツーの教え 】は改訂を妨げない。その際は九州沖縄支部支部員の総意による。
- この【 W650 九州沖縄 ☆ マスツーの教え 】は、取りあつかい自由とする。 W650オーナーズクラブの他支部や他の団体等、自由にコピーしてよい。 部分的なコピーも、自由に改訂してもよい。 但しその際は混乱を防ぐため 「 W650 九州沖縄 」 の文字を使用しない。
T 【 ツーリングリーダーのお仕事 】
- 人数分のコース図をつくり、皆に配布する。休憩箇所もポイントする。コース図には、リーダーとサブリーダー(いれば)の携帯番号を入れる。地図をコピーする際や、ネットからダウンロードするさいは、カラーコピーが望ましい。その際、リーダーは参加者から一部百円の経費を徴収する。
- 最初の出発時に皆の前でミーテーングをする。ツーリングの概要と注意点、次の休憩地点の確認と、おおよその所要時間を全員に伝達する。エンドを決め、これも全員に伝達する。エンドは途中で交代してもよい。
なお、連続走行は一時間以内が望ましい。 昼食後の休憩は、眠気防止の為、早めにとる。
- 出発の際、全員の準備終了を確認し、出発する。その際、準備の遅れている人をあせらせてはいけない。大人数の場合、提案として、リーダーはバイクを降りて待つ。皆の準備終了後、跨る。必要があればエンドも確認作業を手伝い、OKのサインを出す。
- 休憩場所を出発するときも、次の休憩ポイントとおおよその所要時間を全員に伝達する。
- 参加者全員の携帯番号と緊急連絡先を知っているほうが望ましい。
- 事故が発生したさい、速やかに支部長に報告しなければならない。
U 【 マスツー ☆ お約束 】
- リーダーとエンド( 最後尾 )を決める。エンドは熟練者が望ましい。
- エンドは不測の事態以外は前の車両を抜いてはならない。
- 集団で走るさい、車道の幅が適当であれば 『 チドリ走行 』 を基本とする。互いちがいに走る。ただし、車両の入れかわりは自由とする。接近し過ぎないよう斜め前方の車両との車間距離に注意する。
- 峠、高速道路、渋滞路はとくにフリー走行とする。エンド以外は自分のペースで走ってよい。
- 峠、高速道路、渋滞路などで、うしろに自分よりペースのはやいと思える車両が来た場合、左により速度を落とし、道を譲る。このさい、余裕があれば、合図として、左ウインカーを出す、左手をあげる、右手てうしろから前にあおぐなどしてサインを送る。
クラブ員以外の車両にも同じ対応をする。また一車線の道路でも実行する。
- 峠、高速道路、渋滞路などで、前の車両を抜きたい場合は、クラクションやハイビームで意思を伝達する。
- 走行中、わかりにくい交差点を前方の車両が曲がったとき、後続のすがたが見えなければ、付近の安全な場所で停止し、後続をまち、道をおしえる。そのさい後続は停止する必要はないが、ペースダウンし、おしえてくれた車両の合流をうながす。
- 不測の事態が生じた場合は、なるべく安全な場所にて停止する ( トラブル車両 )。
- 停止した車両はすべてトラブル車両とみなし対応する。トラブル車両を見つけたもの全員、安全な場所にて停止し、トラブルに対応しなければならない。ひとりが止まった、エンドがいるからという理由でやり過してはならない。ただし、停止車両が「 先へいけ 」と合図した場合はその限りではない。
- 走行中に、眠気や尿意など火急の事態が生じた場合、エンドの前まで下がり、左ウインカー、左手を斜め下方に差し出すなどして合図を送り、緩やかに速度を落とし停車。エンドに事情を説明し、対処する。
V 【 事故発生時 】
マスツー時に仲間が接触、転倒などの事故を起こした場合
- 自分が安全に停止することに意識を集中させ、安全な場所に停止。ブラインドコーナーや、その前後で停止してはならない。
- 二次災害防止の為、最初に、現場に接近車両がないか確認する。
- その可能性がある場合、接近車両を誘導し二次災害を防止する。判断がつかない場合は完全に止めること。特に交通が頻繁な峠のコーナーでの事故の場合、事故直後は、一度、後続対向とも、車両を止めきる。
- 各自が分担し、当事者の救護と、接近車両の誘導にあたる。
バイクのガソリン漏れがないかチェック。ガソリン漏れがあれば皆に知らせ止める。
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